デザイン二ング

 

美しく、かつ定量・定性的に「正しい」デザイン
私たちは、制作において最も必要なことは「高度なバランス感覚・取捨選択の判断」であると考えています。 商品開発担当、広報・マーケティング担当、アートディレクター、デザイナー、フォトグラファー、スタイリスト... それぞれが各分野のプロですが、制作にあたって情報やビジュアルの整理・取捨選択を行う際、考え方のベースに「定量」「定性」という、マーケティング・統計学の概念が常にあるべきと考えます。
 
ターゲットによって「シズル感」の定義も異なる
特にフード広告の場合はこれが顕著です。例えば「シズル感」ひとつ取っても、ターゲットによって、その表現 方法は全く異なります。リップグロスのように重厚・艶やかな「シズル感」、また淡くフラットな光の中の、ナチュラルな「シズル感」など、正解は、ターゲットにより様々です。 アパレルや家電広告などのように、顧客にデザインやスペックを見せて長時間熟考させるタイプの広告ではないので、より的確にターゲットに向けて訴える、ストレートな表現が必要になります。
 
個性的でも、目的を常に意識したデザインを
奇抜で個性的な企画・デザインを行う際も、なぜそのアプローチなのか、その企画・デザインは誰に向けているのか、その仮説に定量・定性的な裏付けは取れているのか。常に目的と根拠を再確認しながら制作を進めることにより、ぶれないデザインを行うことが可能になります。